6日〜8日の二泊三日、イグサ刈り取り体験に行って来ました。
お世話になった農家さんは酒井農産ってとこで特殊畳表で業界ではかなり有名なとこです。
酒井さんと三日間一緒に作業をして、栽培方法の拘り、イグサに対する想い、後、畳屋さんに分かってほしい気持ちなどを熱く語ってくれました。
熊本産の畳表をめったに使わない僕達をイグサ刈り取り体験に引き受けてくれてありがとうございます。
二泊三日のイグサ刈り取り体験の画像を見て下さい。
僕の従業員と嘉手納にある畳屋さん嘉手納畳店の知花さんと3人で沖縄から熊本(八代)へ向けて出発しました。
博多駅に着き熊本(新八代)行きの新幹線を待ってる間に気合いを入れる為の乾杯です(笑)
お•も•て•な•し にビックリしました。酒井さんのイグサで仕上げた寝ござと枕カバーです。
晩御飯の様子。いや夕御飯だな。。
夜中2:00起きなので寝れません(笑)でも無理やりおやすみ★zzz(( _ _ ))..zzzZZ
真夜中の3:00からのイグサ刈り取りの始まりです。
酒井さんと他のベテランメンバーは2:00から刈り取りやっていました>_<
初日は僕がハーベスターに乗り、一人でハーベスターで刈り取りするまで3往復かかりました(笑)
ハーベスターにも慣れて来た頃は夜も明けて来たました。初日は良い天気です。
知花さんとヒデ(僕の従業員)は、僕がハーベスターで刈り取ったイグサを釜の中に入れる台に並べてます。
その台をフォークリフトでトラックに乗せて釜のある倉庫に運んでいました。
そんな感じでイグサ刈り取りは6:00ぐらいに終わりました。 八代のイグサ農家さんの中でも、酒井農産のイグサの刈り取りを始める時間と終わる時間は早いそうです。
倉庫に戻り前日に釜に入れたイグサを専用袋に入れて保管専用倉庫に移しました。
保管場所は釜から少し離れた倉庫の二階です。リフトで上げます。
倉庫の中は袋詰めにされたイグサがたくさんです。一袋だいたい畳一枚と半畳ぐらいと聞いた時はビックリしました。。
写真ではたくさん見えるかもしれませんが、一袋が畳一枚半ぐらいです!
畳一枚になる畳表がこんなに手間を掛けてると思うと、仕入れの際に「安くできませんか?」と言えません。。
また畳を製作する際もザツなお仕事はできないと気付きました。イグサ農家さんのとこへ行って一緒に作業をして初めてわかります。
さぁ!今度は僕達が刈り取りしたイグサを釜に入れる作業です。
各農家さんによってイグサ刈り取りから釜入れの流れは違うそうです。僕達が行った作業は八代でも珍しい泥染めという行程をはぶいた作業で無染土のイグサができあがる作業行程です。
熊本(八代)の各農家さんも一人、一人が独特の拘りがあり、熊本産の畳表は外国産の畳表に比べて生産者のイグサに対する想いが違うのがはっきりわかります。
二日目は別の畑へ行きました。 前日は『太イ』という品種を刈り取りしましたが、二日目はブランドでもある『ひのみどり』が植えらてる畑です。昔ながらの手作業をしました。
(雨が降って手作業してる風景を写メできなかったのが残念です。。)
流れは1日目と一緒です。
二日間のイグサ刈り取り体験もケガすることもなく無事に終了しました!
酒井農産さん本当にありがとうございましたm(__)m大変な作業ですが楽しい二日間でした(*^^*)
また行きま〜す!
【番外編】
八代にあるイグサ館にたかえす畳店オリジナル命名畳が飾ってあります。
熊本から博多へ戻り佐賀県基山にある寺崎さんのお店へ最新の機械を見に行きました。僕が1番欲しい機械で、高額なお値段がするので色々お話しを聞きたくて。。実は寺崎さんのお店に行くのは2回目です。前にもその機械を見に行きました。機械の画像がなくてすいません。。
寺崎さんのショールームです。
次の日は佐賀にある畳屋さんに行きました。このサッカーボール畳で同業者はわかると思います。
畳マンで有名な古賀さんのお店にもおじゃましました。いろんな畳表を見せてもらったり、お客様への説明の仕方などを教わりました。
また古賀さんは地元の佐賀県産品のイグサを使用した畳表を使ったフローリング用の置き畳が楽天市場でたくさん売れているらしいです。
画像はないですが夜は福岡の畳屋さんの熊丸さん、笠くん、坪井さん、後僕が見習い時にお世話になりました柿原産業の三代目のタカヒロさんと、福岡訓練校で同期の尾崎さんと皆んなでもつ鍋屋さんに行き楽しい時間を過ごしました(*^^*)ありがとうございます。
中洲の屋台にも行きました。屋台の雰囲気はいいですね。
「一平」っていう屋台です。美味しかったです。
博多の夜も楽しみました。福岡の畳屋さんありがとうございます。
お会いできた皆さん本当にありがとうございました。今回経験を今後のお仕事に活かし沖縄本島で畳の良さ、魅力をアピールしていきます‼︎
それでは次回のブログで(*^^*)