今回は福岡に行きいつもお世話になっています熊丸畳店でお褥製作の勉強してきました。
座布団の原型でもある「お褥」を作ります!!
それではスタート!!!熊丸さん宜しくお願いします。
1、大和錦の紋のサイズと確認と大和を切る
2、畳表を5枚に裁断して互い違いにし、クリップで止めあらかたのしるしを付け千鳥縫いする
6、四方に印を付けて、綿を台形のように入れる(約4㎝~5㎝ぐらいふくらむように)
7、かがみを張り、四つの中心部分に針を刺す(画像はヘリひきを刺してますがなるべく小さい針が良いそうです)
※正確には2日~3日の間に寝かせて張ってを繰り返すそうです。今回は研修日時が決まっているため1日だけ寝かせて張りなおしてます。
12、丈の方から平差しする(框のとこ。下つきともいう)※平差しの大和錦はびょうと細めの針を使い止める
●紋が乗るようにはかる
15、大和錦に綿を入れる(下つきの方から)次に上つきに綿を入れる
●綿入れの画像なし・・・
18、最後に裏に回しここでも曲り針を使い縫い目が見えないようにちくちく縫っていく
※裏に回して大和錦を縫う際にかがみのふくらに負担が掛からないように注意する
熊丸さんありがとうございます(^^) 何とか仕上げることができました(汗)
ヘリ(大和錦)の部分にも綿を入れるため、かなり難しかったです。。
前にも浜田先生のとこで礼盤を作ったこともあり、今回のお褥作りで有職の四方縁の要領がわかったような気がします!
それでも課題がたくさんありました(><)
畳は奥深いです。昔の方がしてるのは全てに意味があり日本の技術は凄いと感じました。
———————————————————————————————
追加:熊丸さんが勉強のため製作した有職畳です
色々見せてもらい勉強になりました。
福岡での勉強最終日の夜は熊丸さんと、東区にある鶴田畳店の笠君と三人でご飯てべに行きました。
しめは一蘭に行ってきました!
後、次の日ですけど佐賀県の畳屋さん、業界では有名な座・畳マン(青畳工房・古賀隆雄さん)とも会いました(^^)
短い時間でしたが彼の仕事に対する姿勢やスタイルはカッコイイと感じました。
画像は岡山で会った時のです。
今回も色々刺激を受け益々畳が好きになりました!これからも技術向上し、真心こめて製作していきます!
最後に有職畳とは
古くからの朝廷や武家などの儀式・作法の定法に基づいて作られた畳。現在では神社・寺院などで伝統的な調度具として使われる。茵(しとね)・八重畳(やえだたみ)・厚畳(あつじょう)・龍鬢(りゅうびん)・礼盤(らいはん)・拝敷・鐘台などがある。有職畳の造作については、その作り方・用い方にそれぞれの格式や定法があることを認識しなければならない。これらの定法を無視したり、個人のアイデアによって変更されたものは、有職畳ではなく「創作畳」と呼ぶべきである。
今回の長すぎるブログにお付き合い頂きありがとうございます。
たかえす畳店も長い歴史を作れように頑張っていきます(^_^)v
それでは皆さん熱中症に気を付けて下さい