~沖縄一の畳職人を目指して!~第1話

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完成しました!!!

沖縄ではまだ誰も製作したことの無い四天拝敷です。でも今回僕が作ったのは浜田先生いわく畳表を5枚重ねてあるので礼盤(らいばん)に近いと言ってました。お寺で使用する畳です。

そーいえば奈良へ行くきっかけは岡山で畳のイベントがあり、福岡の尊敬してる熊丸畳店の熊丸剛さんがそのイベント内で浜田先生を紹介してくれて一緒に展示されてる畳を見て回り食事もしました。その食事の際に浜田先生が、
「有職畳を作りにうちに来い!2日間で沖縄一の畳職人させてやる!」
という言葉からの始まりでした。この一言はうれしかったです。。
忘れられない一言です。。

それから5か月後の10月に行ってきたのです。
浜田先生の家に二日間泊めてもらい、朝、昼、晩と食事まで頂きほんとにお世話になりました。。貴重な二日間でした。

遅くまで製作して、晩御飯食べながらも、また食べて終わって寝る寸前までも畳について色々お話して知識も沢山教えてもらいました(^^)
この二日間で僕が一番思ったことは、浜田先生の畳に対する想いと知識と技術は誰も追い越せないと思いました(笑)

そんな方の家に行き、宿泊しながら畳の勉強できるのは凄く贅沢できっと一生の思い出になるでしょう・・・
ほんとに、ほんとに、ありがとうございました。

あ!観光??も行きましたよ(^^)
奈良の初日は正倉院展を見に行きました。

目的は『御床畳残欠』(ごしょうのたたみざんけつ)
を見に行くことでした。日本最古の畳と聞きました。
寝台用の畳として使われていたらしいです。

この時から勉強始まっていたのでした。

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次に挑戦するのは『しとね』です。6月9日~12日の3日間、福岡の熊丸畳店で作ってきます。
無事に完成させることができるのか・・・

しとねとは、
平安時代にこの形が成立されたと言われている寝殿造りに見る事が多い座具です。

身分制度のある時代では使用する生地に制限があったそうです
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今回僕が作った四天拝敷の詳細です↓
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拝敷は、焼香台の前に敷くもので、薄縁で出来ている。上写真のものは四天付拝敷といって、四天とは四天王のことである。

 四天王は※四方鎮護の四神をいい、東に持国天王(治安安民)、西に広目天王(千里眼)、南に増長天王(万物の生と知識を生み出す神)、北に毘沙門天王(北の仏の道場を守り、常に説法を聞いているので多門天王ともいう)が配されている(鎮座)。※鎮護=災いや戦乱をしずめ、国の平安をまもること。
  拝敷も紋に合わせて作るが、代表的なものが上図の七五三紋である。七五三の数字は人生の厄年を表す数字で、それを払うための儀礼的なものであるが、框から見た場合縦が短く見えるのを補正する美観上の意味からも七五三紋の配列が取り入れられている。     (畳技術宝典より抜粋)有職畳とは
古くからの朝廷や武家などの儀式・作法の定法に基づいて作られた畳。現在では神社・寺院などで伝統的な調度具として使われる。茵(しとね)・八重畳(やえだたみ)・厚畳(あつじょう)・龍鬢(りゅうびん)・礼盤(らいはん)・拝敷・鐘台などがある。有職畳の造作については、その作り方・用い方にそれぞれの格式や定法があることを認識しなければならない。これらの定法を無視したり、個人のアイデアによって変更されたものは、有職畳ではなく「創作畳」と呼ぶべきである。

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