先日、読谷村に本格琉球畳を納めました。
なぜ本格??ってのは、実は琉球畳というのは大分県国東半島にしかない七島藺(別格琉球藺草)を使った畳表をヘリが付いても付かなくても琉球畳というんです。
一般的な畳表は茎の断面が円形(丸イ)になった藺草で、琉球畳の場合はイグサ科とは違うカヤツリグサ科(三角イ)で、断面が三角形の茎を半分に裂き、乾燥させ流と丸くなり畳表の材料になるのです。
三角イは丸イに比べて約7倍の摩擦強度を持っていて、かつては柔道畳として使われていました。香りや風合いも通常の丸イグサに比べると独特です。
とても希少価値のある七島藺(琉球表)は、1農家で1日2畳程度しか作れないそうです。
ではその畳表を使った施工例を見て下さい。
琉球表の中でも一番ランクが上の長尺というサイズを使いました。
どうですか??この風合い
いすじを見ながらなるべくまっすぐになるように締めてます。
あ、そうそう今回は高級の天然畳表を使うので芯材になる部分も最高級のヒノキ床を選びました。
初めて使うヒノキ床(*^^*)わくわくしました。
今ではあまり見ないオール天然素材の畳です。お部屋で森林浴ですね
京都式からくりで畳表もとめています。
最高級のお部屋です(*^^*)
楽しいお仕事でした!
それでは次回のブログで‼︎