第32回技能グランプリ大会(北九州)

2024/3/1お知らせ

今月2月23日(金)~2月25日(日)の三日間で福岡県北九州市で行われました。
今回で3回目の出場です。

今回、沖縄県代表として選ばられたのは開催地が福岡ってのもあり、僕が見習い時期に福岡に居た事と、畳職人として働いていた北九州ってことのなごりある場所なんで専務理事の新庄忍さんが推薦してくれました。感謝です。
後、理事長である岩本久雄さんがオッケー出してくれたおかげで出場出来ました!感謝しています。

沖縄県代表として最低限の結果を残したいと思い、大会までの週末は浦添市にある伊波たたみ店の伊波孝さんに教えてもらいながら一緒に練習しました。
唯一、沖縄で結果を残しているのは伊波孝さんだけで一緒に練習するのはとても楽しかったです(^^)

それでは過去の大会の模様も見ながら画像を見てください。
練習の時に仕上げた画像からです。練習ではいい仕事できるんだけどな。。

 

第32回技能グランプリ(北九州)西日本総合展示場
本番前の画像です。


開始初めの画像が無いため、開始から1時間ぐらいの画像です。
平刺しをしてる画像

開始から3時間過ぎた画像です。
返し縫をしてる画像

急げ!急げ!でも妥協しないように丁寧にという気持ちを覚えています。


納まりの画像です。寸法バッチリでした!ただ、、、

作業終了時間は4時間59分です。
5時間で仕上げないといけなくて、応援してくれてる方は間に合わないと思いながら冷や冷やしてたらしいです(汗)すいません。。
いつも練習でも本番でも終了1,2分前に仕上げます。
(また選ばれる機会があれば下がり時間の練習して5分前には終わりたいですね。)

九州チャンピオンの仲の良い熊丸さんと記念に撮りました。
熊丸さんは技能グランプリは初出場で優勝候補に名前が上がってる選手でしたけど敢闘賞(銅賞に近い)でした。

今大会の優勝者(金賞)は熊本県代表の平田さんでした!おめでとうございます。
去年の九州大会も優勝してます。九州の畳職人の誇りです!

僕は??って話ですよね。。
またまた3回目の出場、三度目の正直でも敢闘賞も取れませんでした。。涙
言い訳では無いですけど今回の出場者のレベルが高い選手ばかりと感じてました。(当たり前か!)
確かにグランプリに選ばれる選手は優勝を狙いに来る腕の良い選手ばかりで、僕が低すぎるので当たり前の結果でした。。
入賞できなかった要因は、床の間の上前の落としと、框縫いの一部分ってとこかな。框の角の部分が若干厚くて納まりに影響ありました。。

床の間の作業は僕の中でも自信あって、今大会は前大会や前々大会よりも力を入れて練習したのに、、本番でやらかしてしまいました。笑

技能グランプリに出れることで、結果を残したいという気持ち練習してたのは普段お仕事にも繋がって、前より技術は向上したと思っています。
各県代表の皆さんと一緒に畳の手縫いができてとても楽しかったです(^^)
ありがとうございました!

第31回 技能グランプリ大会(愛知県)

コロナ禍で大会出場者も制限されて、応援、ギャラリーも少なかった大会を覚えてます。

大会前の画像です。

寸法測ってからの頭板削りの様子ですね。ギャラリーも少ないため緊張感が無かったのを覚えてます。

ペースもまぁまぁで平刺しをしてる画像です

平刺し縫いを終えて返し縫いをしてる画像です。

たしか、平刺しを終えて上前の落としが調子悪かったです。

前半の2時間終了して上前返し縫いの半分ぐらいでした。

選手によりますけど前半の2時で上前の返し縫いは終わってた方が良いって選手がほとんどです。(関東式です、僕も関東式でしたから)

※大会は全国から集まりますので関東式、関西式、後色々な創作式)があると思います。

その時は良いペースだと思ってました。

框縫いの画素です。この辺りから制限時間に間に合うと思ってましたけど、大会を観に来てる方からは間に合わないと思ってたらしい。後から聞きました。

32回技能グランプリ大会の時よりも框縫いは良い感じでした。

4時間過ぎぐらいで畳は仕上がりました。

あの頃は良いペースだと思ってました。。

ここから高江洲ラッシュの始まりまです!床の間の作業は1時間以内で縫える自信があったので「制限時間は大丈夫!」というのはありました。周りの方は間に合わないと思ってらした。

残り時間1分を切って30秒ぐらい前だったかな、無事に制限時間に間に合いました!

技能グランプリ大会(愛知県)は、厚さは良かったですけど納まりがダメで、しみずが一分以上ありました。。当たり前に入賞できませんでした。

沖縄県畳工業組合の執行部の皆んなから、「今大会はコロナ禍で人数少ないからチャンスだよ」と言うわれてましたが、、すいません。。入賞できませんでした。

僕の中ではレジェンド達や実力ある方が出場してるのを知ってたためこのメンバーで最低限入賞したいと思い、伊波たたみ店の伊波孝さんにアドバイスを受けながら一緒に練習してました。伊波さん、ありがとうございます。

出場者が少ない技能グランプリ大会で、僕が出場をできたのは沖縄県畳工業組合の推薦が有りました。本当にありがとうございます。

理事長、専務理事、副理事、理事さん達に本当に感謝してます!ありがとうございます。

後、各県の優勝を狙いに来てる選手達と記念撮影の画像です。

技能グランプリ大会に出場する事で自分の技能、技術が向上して、皆んなで手縫いができるのが凄く楽しいです!

ここだけの話。あの時期ゴルフにハマっていて大会に向けての、僕が初出場の神戸で行われた技能グランプリ大会より全然練習をしなかったのを覚えてます。

沖縄県代表に選んでくれた沖縄県畳工業組合の執行部に本当に申し訳ない気持ちです。すいませんでした。。

 

第30回技能グランプリ大会(兵庫県)の画像です。

過去3大会で1番練習したのを覚えてます。

伊波たたみ店の2階で伊波孝さんの練習場所(たかしの部屋)で大会2ヶ月前に週に3回は通ってました。笑

伊波孝さんも一緒に出場するので2人で一生懸命に練習してました。懐かしいです。

この画像の後、頭板にキリで穴を空ける作業の時に頭板を割ってしまいました。涙。。

(後から教えてもらったのは大会は暖房が効いてるから大会前の日、頭板は畳表で包んでだ方が良いらしい)

頭板割って、開き直って平刺しをしてる作業です。開き直って事から上手く縫えてました。笑

落としの画像です。

床が渋くて上手く落とせなかったのを覚えてます。沖縄で練習してる床(岡部商事)は上手く落とせて仕上がりも良いけどな、、

返し縫いの作業の画像です。

畳の手縫いは普段通りに縫えるけどな、、最初の作業の頭板を割ったのを引きづってのを覚えてます。

初出場でペースも良い感じでした。ただ最初の作業の頭板が、、

隣に写ってるのは福ちゃんです。この方は全国でも畳に熱い方で、また畳表に関しては詳しくて有名な方で、九州、沖縄ではこれからの畳業界を引っ張っていく方です。

あ!、この画像と上2枚のセピアっぼいのは福ちゃんから頂いた画像だと思います。

2分まに仕上がました。

納まりはダメでした。1番最初の作業で頭板を割っていたたて寸法が3ミリ斜めに空いてました。。

順位は(入賞の一つ手前) 11位でした。過去3大会出場して意外に上位でした。頭板の作業が普段通りにできればと凄く悔しい思いをしました。

勝手な想像ですけど、頭板を割らなければ、もしかして表彰台(銅賞、3位まで)に行けたのかなと思ってました。

でもそれがグランプリですね!出場されてる選手の皆さんも「あの時こうしとけば、あの時あーしとけば、、」って思ってると思います。

この時のグランプリ大会(神戸)と習得したのは、1番始めの作業の寸法取りを時間掛けてするのど、頭板の作業をして框を落としすまでを妥協しないで落ちついてやる事というのが勉強になりました。最初の寸法、頭板作業の後の寸法が上手くいかなければ大会作業時間の5時間がどんなに上手くいって仕上がってもパーになりますからね。1番は寸法と最後の納まりですね。

普段のお仕事と一緒ですね!

大会前かな?東京代表のレジェンド柳井さんと記念に撮りました。この方は本当にカッコイイ畳職人です!濃い畳業界では有名な方で、普段から手縫いの仕事をしてて、グランプリ大会では「一枚仕上げれゃいいんだろ!」というノリで毎回技能グランプリに出場してます。

なぜか優勝しません。笑

納まりは、毎大会、出場されてる選手もみんな柳井さんが「1番」と言いますがなぜか優勝しません。笑

柳井さん本人は「俺はいつも優勝狙ってるよ」と言ってました!!

審査員、また出場されてる選手、後、畳職人で見学しに来てる方も思ってると思いますけど、技能グランプリ大会は畳の1級の試験と同じ項目で審査員をしており、これに伴いそれを基準に審査してます。柳井さんが課題通りに作業したら優勝してます。

でも柳井さんはグランプリ大会の課題を関係なく普段の仕事通りに作業をします!ココがカッコイイところです。ファンが多くてグランプリ大会を柳井さん目的に観にくる方もたくさんいます。僕も出場する前はその1人でした。

ホントにかっこいい畳職人です!

大会後の記念撮影です。全国の腕の良い畳職人ばかりです。僕を除いて、、

今大会に出場されたのは、今は亡き益田さん(沖縄県畳工業の前理事長)が沖縄から3人推薦してくれたおかげです。ありがとうございます。

増田前理事長は沖縄の畳業界を変えた人です。

畳の技能に熱く、強く、若手に色々指導して色々イベント、講習会をしてくれまた。今の沖縄の畳業界を明るくしたのは益田さん(沖縄県畳工業組合の前理事長)

グランプリ大会で沖縄から3人も出場するのは前代未聞です。各県1人の代表ですから。

益田さん(沖縄県畳工業組合理事長)、隣の背の高い方は、今大会で敢闘賞を受賞した伊波孝さんです。沖縄の畳職人で1番技術、技能がある方です。一緒に練習でき、一緒に大会に出れたのは誇り思います。これからの沖縄の若手に技能、技術を指導していく人だと僕は思っています。

伊波孝さんの隣は中部たたみ店の新城忍さんです。沖縄畳県工業組合の専務理事を務めており、この3人で技能グランプリに出場できたのは一生忘れられない大会です。

専務理事の新城忍さんは、沖縄県畳工業組合を1番に思っており、前理事長、現理事長も頼りにしてる方で沖縄の畳業界を明るく変えようとしてる方です。とても優しい人で沖縄の畳組合からは尊敬されてます。この方が居ないと沖縄の畳組合は明るくならないかもしれないですね。

優勝!(金賞)の三宅さんの畳です。
誰も文句を言う人はいないと思います。凄く綺麗な仕上がりです!
過去全然大会でも、納まり、手縫いの仕上がりが1番って話を聞きました。
三宅さんは、金賞の他に内閣総理大臣賞を受賞しました!

ホントに綺麗な仕上がりでした!!
京都の畳訓練校の先生をしてるらしいです。
流石ですね!

 

実は、嫁も技能グランプリ(神戸)に応援しに来てくれました。僕が出場したかった技能グランプリに出れる事になって、「見に行きたい!」との思いで応援しに来てくれました。嬉しかったです。結果を残せばなおさら、、、

この大会が1番悔いのある大会でした。。

 

大会後に京都に行きました!

約、10年振り以上の嵐山で新婚旅行以来に同じ場所で写真を撮りました。笑

新婚旅行で子宝で有名な野宮神社に行った際の写真です。懐かしい。。

人力車をこいでる方が撮ってくれました。

この写真は大会前に神戸の夜の観光スポットですね!多分。。

ってなわけで技能グランプリに3回出場できたのは沖縄県畳工業組合のおかげです。

本当に感謝してます。ありがとうございます。

技能グランプリに出場することによって、普段の仕事の繋がり技術向上になるので、畳業界にとってとても良い大会だなと思いました^_^


 

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